7/12 漆黒のカマンベールチーズケーキを販売する「呂色 roiro」代表 大野絢子

大野絢子さんは、愛知県出身・前橋市在住。
フリーで広告やデザインを手がけつつ、漆黒のカマンベールチーズケーキを販売する
「呂色 roiro」の代表を務めています。

呂色 roiroのチーズケーキはクラウドファンディングでサポーターを募り、
今年8月に前橋市本町に店舗がオープン予定。
現在はそのオープンに向けて準備を進めています。

 

 

 

 

 

 

 

大野さんが手がける呂色のチーズケーキの特徴は、
真っ黒な見た目と、アート作品のような形。
3種類あるケーキはそれぞれ「可惜夜(あたらよ)」「霽月(せいげつ)」
「長雨(ながあめ)」と大和言葉や和歌から取り入れた名前が付けられています。

 

 

 

 

 

右から「可惜夜」「霽月」「長雨」。

 

 

 

 

 

 

 

 

スイーツとおつまみの中間のような甘さ控えめのケーキで、
「濃厚なのに食べ飽きない」ことを目指しています。

クラウドファンディングサイトでも見た目のインパクトから注目を集め、
まったく知らない人からも多くサポートをしてもらえたといいます。
クラウドファンディングでは、およそ2日で目標金額を達成しました。

 

 

 

 

 

大野さんはこれまでに、呂色のケーキを使って試食会なども実施。
チーズケーキが苦手という人にも完食してもらえたというエピソードもあります。
もともと甘いものが得意でなかった大野さんは、甘いものが苦手という人にも
ぜひ食べてもらいたいと話しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな呂色は、来月8月に前橋市本町に店舗のオープンを控えています。
大野さんはオンラインでケーキを販売しつつ、お店でお客さんとのコミュニケーションも
大切にしたいと話してくださいました。

 

今日は、愛知県出身・前橋市在住の
漆黒のチーズケーキを販売する「呂色 roiro」代表
大野絢子さんをご紹介しました。

7/ 5 漆黒のカマンベールチーズケーキを販売する「呂色 roiro」代表 大野絢子

大野絢子さんは、愛知県出身・前橋市在住。
フリーで広告やデザインを手がけつつ、漆黒のカマンベールチーズケーキを販売する
「呂色 roiro」の代表を務めています。

呂色 roiroのチーズケーキはクラウドファンディングでサポーターを募り、
今年8月に前橋市本町に店舗がオープン予定。
現在はそのオープンに向けて準備を進めています。

 

 

 

 

 

 

 

大野さんは物心ついたころからチーズケーキが好きで、
「毎年誕生日に出てくるケーキはチーズケーキだった」といいます。
実は幼いころ、甘いものが得意でなかった大野さん。
「甘さが控えめ」ということがはじまりでチーズケーキが好きになったそうですが、
大人になった今は、チーズケーキのコクやうまみに惹かれているそうです。

 

「他のケーキと比べると、ちょっぴり地味だなと思って・・・」
大野さんが自身でチーズケーキを手がけようと思った背景には、
チーズケーキを主役級のケーキにしたいという思いと、
幼馴染のパティシェの存在がありました。

 

 

 

 

 

 

大野さんが手がけているチーズケーキ。
「夜がもつ美しさ」をテーマに、竹炭で漆黒に仕立てています。
見た目のインパクトだけではなく、それぞれの素材や
飲み物などとの組み合わせ・ペアリングにもこだわっています。

 

 

 

 

 

 

これまでいろいろなチーズを使ったチーズケーキを食べてきたという大野さん。
その中でも、カマンベールを使ったチーズケーキが1番記憶に残ったことから
自身でもカマンベールチーズを使うことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

呂色(ろいろ)は、美しい漆の色を指す言葉。
黒の美しさをケーキで表現したり、
これまでとは違ったチーズケーキを提供したいという思いを込めています。
オープンする店舗の世界観にもこだわっていて、
ヨーロッパで流行した中国趣味の美術様式「シノワズリ」をテーマにした内装になる
予定だそう。

 

大学では空間を使ったアートについても学んでいたという大野さん。
「ケーキを通して楽しんでもらったり、
自分と向き合ってもえるような空間をつくりたい」と話してくださいました。
来週もお話を伺っていきます。

 

今日は、愛知県出身・前橋市在住の
漆黒のチーズケーキを販売する「呂色 roiro」代表
大野絢子さんをご紹介しました。
来週もお楽しみに!

6/28 チアダンスチーム「SUPER NOVA」Junior

チアダンスチーム「SUPER NOVA」Juniorの高崎在住メンバーの声をお届けします。

チアダンスは、チアリ―ティングから派生したダンスに特化した競技で、ポンポンなどを持って、パフォーマンスを行います。

チアダンスチーム「SUPER NOVA」は、東京・千葉・群馬・山形・京都など全国に展開するチアダンス教室「Songleading&DanceFamily」が、去年の夏に行った合同練習で選出した18人で構成されています。
その中に、高崎教室に通う4名も在籍しています。

そしてこの度、SUPER NOVAは、今年1月に開催されたチアダンス全米大会「NDA January Virtual Championship」において12歳以下のユースポン部門と、15歳以下のジュニアポン部門で、優勝を果たしました。

大会は、コロナ禍ということもあり、映像審査という形で行われました

今週は、SUPER NOVA  Juniorに所属する2人の声をお届けします。

高崎市立並榎中学校3年の佐々木紅音(あかね)さんは「エントリー用の映像撮影の時は、本番までにやってきた事を全て絶対に出し切る!という強い思いで臨みました。選抜チームの練習では、最初のうちは集中力が切れてしまうこともあったけれど、練習を重ねるごとにまとまりが出てきて良かったです!」と話してくれました。

高崎市立並榎中学校2年の今井麗(うらら)さんは、「技ができた時や、揃った時に達成感が生まれます。選抜メンバーの合宿では、後輩の面倒を見たりなど生活面での指導もして頂き、自分の成長に繋がりました」と話してくれました。

チアダンスを通して技術の向上だけでなく、日常生活で大切なことも学んでいるのですね。

チアダンス教室「Songleading&DanceFamily」の高崎教室には、現在6名が在籍。
毎週金曜に高崎アリーナなどで練習に励んでいます。

Songleading&DanceFamilyのHPはこちら

これからの活躍も期待しています!

6/21 チアダンスチーム「SUPER NOVA」youth

2週に渡りチアダンスチーム「SUPER NOVA」の高崎在住メンバーの声をお届けします。

チアダンスは、チアリーディングから派生したダンスに特化した競技で、日本で生まれたのは約30年前と言われています。
ポンポンや旗などの小道具を用いて、パフォーマンスを行います。

チアダンスチーム「SUPER NOVA」は、東京・千葉・群馬・山形・京都など全国に展開するチアダンス教室「Songleading&DanceFamily」に所属する精鋭メンバー18名で構成されています。
去年の夏に行った合同練習で、生活態度や技術レベルにおいて優れた生徒を選出しました。
その中に、高崎教室に通う4名も在籍しています。

そしてこの度、SUPER NOVAは、今年1月に開催されたチアダンス全米大会「NDA January Virtual Championship」において12歳以下のユースポン部門と、15歳以下のジュニアポン部門で、優勝を果たしました。
大会は、コロナ禍ということもあり、映像審査という形で行われました。

SUPER NOVA youthで出場した高崎市立大類中学校1年の横山梗香さんは、年中からチアダンスを始めました。
エントリー用の映像撮影の前は、皆で肩を組んで目を見ながら「大丈夫!」というお馴染みの掛け声をして、心を一つにしたそうです。
「チアダンスは自分も相手も元気になれる素敵な競技。」と魅力を語ってくれました。

高崎市立東部小学校6年の北村ひまりさんは、「気持ちが揃っていないとダンスもバラバラになってしまうので、最初は上手くいかなかったけれど、本番は心を一つにして臨めました」と話してくれました。
チアダンスを始めてから学校の体育の授業が好きになり、特にマット運動で成果が出たそうです。
「これからも家での自主練や体力作りを頑張りたい!」と話してくれました。

全国から集められた選抜メンバーの練習は月に1回程度。
会えた時には集中して、練習に取り組みました。

 

 

 

 

 

 

 

チアダンス教室「Songleading&DanceFamily」の高崎教室には、現在6名が在籍。
毎週金曜に高崎アリーナなどで練習に励んでいます。

Songleading&DanceFamilyのHPはこちら

来週は、「SUPER NOVA」Juniorの高崎在住メンバーの声をお届けします。
次回もお楽しみに!

6/14 群馬銀行グリーンウイングス コーチ 丸山佳穂

群馬銀行グリーンウイングス コーチ 丸山佳穂さん

群馬銀行グリーンウイングスを、選手としてコーチとして様々な立場から支えてきた丸山佳穂さん。大会、リーグ戦などに向けて、選手それぞれのコンディションを考慮しながら、チーム全体の完成度を上げていくために、コーチ、トレーナー陣、監督含めてメニュー、プランなども考えていきます。

選手への声掛けや指導する際には、自分の意見や経験を一方的に伝えないように、押しつけないように意識しているそうです。また、プレー面はもちろん、選手1人1人への精神的なケアについても大切にされています。コミュニケーションの中で壁を作らないように、そっと選手の横に行って話しを聞いて他愛もない話をする所から、本音や悩みなどを引き出せるようにしたいとお話されていました。

このように、選手に寄り添いながら、コーチとして指導やアドバイスをする中で、試合中に選手たちの笑顔が見られた時、練習していたプレーが出来た時は、本当に嬉しくてやりがいを感じると笑顔で話してくれました。

一方で、選手たちには少なからず浮き沈みがあるので、そういった中でも沈みすぎないようにそっと手を差し伸べる、そっと横で話をきく、時にはその選手が泣き終わるまで一緒に過ごして話を聞いてあげたいそんなお話もあって、優しさや選手を思う気持ちが伝わってきました。

今シーズンもV2リーグ優勝、V1昇格を目指す、群馬銀行グリーンウイングス。丸山コーチをはじめ、チーム全体として注目、応援していきたいですね!

今回は、群馬の女子バレーボールチーム「群馬銀行グリーンウイングス」 コーチの丸山佳穂さんにお話を伺いました。

6/7 群馬銀行グリーンウイングス コーチ 丸山佳穂

群馬銀行グリーンウイングス コーチ 丸山佳穂さん

群馬の女子バレーボールチーム群馬銀行グリーンウイングスでコーチを務める丸山佳穂さんは、藤岡市出身の27歳。高崎商業高校から当時9人制だった群馬銀行グリーンウイングスに加入しました。現役時代は、守備専門のリベロを担当。県内出身選手として愛されました。
3シーズンプレーし、2018-19シーズンをもって現役を引退。現在はコーチとしてチームを支えています。

高卒でプロの世界に飛び込んだ丸山さん。股関節の動かし方やつま先の向きなど体の使い方を一から教わって、充実していて楽しかったと話してくれました。またそれと同時に「こんなにバレーボールは難しいスポーツだったのか」と実感したそうです。そんな風に選手時代は、改めてバレーボールの難しさや楽しさを感じた時間だったということです。

当時は、午前中は銀行に出勤、午後からバレーボールの練習、大会前はバレーボールを中心としたスケジュールで試合準備をしていました。選手としてのやりがいについては、守備専門のリベロというポジションという中でバレーの醍醐味”ボールを繋ぐ”ということを体現できるのは楽しかったと話してくれました。また、プレー中自分の体がどのように動いているのか映像を活用しながら確認して良い守備 レシーブから良い攻撃につなげられるように意識していました。

そして、周りとのコミュニケーションについては良い人ばかりで特に苦労はしなかった、人に恵まれたと笑顔を見せてくれた丸山さん。一方でレギュラー争いの中での葛藤もあったと語ってくれました。

ご両親がバレーボールをやっていたこともあり、小さい頃から身近な存在、自然とバレーボールが大好きになっていったという丸山さん。現在は、コーチという立場でボレーボールに携わっています。選手を引退しようと決意したのは「精神的な限界」を感じたことが大きくあったようです。そんな中で当時の監督からスタッフとしてチームに残らないかと伝えられ、これまでアナリストやコーチとしても様々な立場からチームを支えてきました。こういった経験を通して、選手として、スタッフ コーチとして、色々な角度からバレーボールを見られる感じられるのはとても嬉しいとも語っています。

コーチとして、プレーの面はもちろん選手1人1人への精神的なケアも大切にしているという丸山さん。来週の放送ではその辺りも詳しくお話を伺っていきます。

5/31 古着屋・イチゴイチエオーナー 平手真由菜

平手真由菜さんは、高崎市出身・前橋市在住。
前橋市を拠点に、古着屋・イチゴイチエのオーナーをしています。

イチゴイチエは店舗をかまえず、県内を中心にイベントに参加したり、
期間限定のショップ「ポップアップショップ」で古着を販売しています。

 

 

 

 

 

 

 

平手さんは教員だった両親の影響もあり、群馬大学教育学部に進学後、小学校の先生に。
しかし、古着が好きという気持ちや旦那さんの影響から、古着屋「イチゴイチエ」を去年
開業させました。

平手さんがイチゴイチエで扱う洋服のテーマは、
「レトロポップ」と「カントリー」。
国内で古着を卸している業者から1枚1枚選んで買い付けています。
まとめ買いをして安く仕入れることもできますが、
自分の目で見て選ぶのがこだわりなんだそうです。

 

販売する古着にアイロンをかける平手さん。
1着1着愛情を込めてお手入れをしています。

 

 

 

 

 

 

 

オンラインショップで販売する古着の撮影、モデルなども平手さん自身で行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客さんとの「一期一会」も大切にしている平手さん。
古着を買ってくれた人には、古着を買った日付を入れたシールをプレゼントしています。
「『この日に買ったんだ』と思い出してくれるきっかけになれば嬉しい」とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イチゴイチエの古着は10代から20代を中心に人気を集め、
インスタグラムのフォロワーは1300人を超えています。
そんな平手さんは、古着を販売しつつ前橋を盛り上げるメンバーの一員になりたいと話してくれました。

イチゴイチエのホームページ・オンラインショップはこちら
https://ichi51e.fashionstore.jp/

 

今日は、高崎市出身・前橋市在住の
古着屋・イチゴイチエのオーナー 平手真由菜さんを
ご紹介しました。

5/24 古着屋・イチゴイチエオーナー 平手真由菜

平手真由菜さんは、高崎市出身・前橋市在住。
前橋市を拠点に、古着屋・イチゴイチエのオーナーをしています。

イチゴイチエは店舗をかまえず、県内を中心にイベントに参加したり、
期間限定のショップ「ポップアップショップ」で古着を販売しています。

 

 

 

 

 

 

 

平手さんは教員だった両親の影響もあり、群馬大学教育学部に進学。
卒業後は、県内の小学校で教員として勤務しました。
小学3年生のクラスを受け持つ担任になり、「子どもたちの成長を間近で見られるのは嬉しかった」と話します。

しかし、幼い頃から洋服や古着が好きだったことや、
「自分で店を持つ」という仕事への憧れから1年で教員を退職。
退職後は専門学校の広報の仕事を経て、去年7月に古着屋「イチゴイチエ」を開業しました。

大学では「教育サークル」で教員になるための学びも続けていたほか、
親族や周りの友人も教員、公務員だったという平手さん。
教育分野以外の仕事をする不安はあったものの、「挑戦せずに後悔したくない」という気持ちで古着屋に転身したそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祖母の古着(ブラウス)を着て収録に来て下さった平手さん。
「祖父母のスカーフ、ネクタイもたくさんあり、自分で身につけたり時々販売しています」とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

中高生の頃から古着屋を巡るのが好きだったことに加え、古着への考え方に影響を与えたのは祖母の存在。
普段のコーディネートにも祖母、祖父のアイテムを取り入れていく中で、
服が人から人に受け継がれていく魅力にも気づいたそうです。

開業した古着屋「イチゴイチエ」には、そんな古着がもたらしてくれる「一期一会」を
大切にしたいという想いが込められています。

 

イチゴイチエのホームページ・オンラインショップはこちら
https://ichi51e.fashionstore.jp/

今日は、高崎市出身・前橋市在住の
古着屋・イチゴイチエのオーナー 平手真由菜さんを
ご紹介しました。
来週もお楽みに!

5/17 銭湯若女将 津久井美紅

津久井美紅さんは、桐生市出身・在住の28歳。
ご主人とともに、桐生市錦町にある銭湯「上の湯(うえのゆ)」を切り盛りしています。

祖父母が経営していた上の湯は、津久井さんにとっては、第二の家のような場所。学校が終わるとここに帰ってきて、両親の迎えを待っていました。

社会人になってからは金融機関で働いていましたが、祖父が体調を崩し、銭湯経営が難しくなってしまったタイミングで、上の湯を継ぐことを決意しました。今年の7月で丸2年になります。

昭和の初めに創業した「上の湯」ですが、津久井さんは、浴室がペンキ絵ではなく「タイル絵」になっている点と「お魚」が描かれているところが気に入っているとか。

上の湯は、かつて男湯と女湯の間に水槽があり、通称「金魚湯」と呼ばれていたそう。それを物語る金魚の絵が、上の湯の歴史を感じさせてくれます。

津久井さんは、若い感性で、上の湯の「ロゴ」を作ったり、SNSで銭湯の魅力を発信するなど、精力的に活動中。上の湯のロゴは、入口にある藤の花をイメージし、紫をベースにした素敵なデザインです。

キッチンカーを呼んで、地域全体を盛り上げることにも力を注いでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご近所の畳屋さんから頂いた「い草」を入れた「い草の湯」も人気です。

6月には、群馬出身の落語家で、来年3月に真打昇進が決定している「林家つる子」さんを迎えて、上の湯寄席を開催。

今後については、イベントを開催しつつも「お風呂屋さん」としての役割をしっかり果たしていきたいと話して下さいました。

上の湯インスタグラムはこちら

桐生にある銭湯「上の湯」の若女将 津久井美紅さんをご紹介しました。

5/10 銭湯若女将 津久井美紅

津久井美紅(つくい・みく)さんは、桐生市出身・在住の28歳。
ご主人とともに、桐生市錦町にある銭湯「上の湯(うえのゆ)」を切り盛りしています。

祖父母が経営していた上の湯は、津久井さんにとっては、第二の家のような場所。子供の頃は、学校が終わると上の湯に戻り、両親の迎えを待っていました。

祖父が体調を崩し、銭湯経営が難しくなってしまったタイミングで上の湯を継ぐことに。当時、結婚前だった夫の後押しもあって、決意したそうです。

全く畑違いの金融関係で働いていた津久井さんたち。祖父は、退院することなく そのまま亡くなってしまったため、祖父が一人で行っていた裏方業務のボイラーの扱いなどを教わることもなく、銭湯を引き継ぐことになりました。

水漏れしていた浴槽を大改修したり、古い造りの番台式銭湯を少しリニューアルして、フロントロビー式に変えるなど、初めての人も抵抗なく利用できるように工夫しました。

創業年がわかる正式な書類は残っていないものの、少なくとも昭和の初めには営業を開始していたという歴史ある上の湯。男湯の脱衣所には、10円で動くマッサージ機が現役で稼働しています。

津久井さんはSNS発信にも力を入れていて、投稿を見た銭湯ファンが関西から訪れたり、銭湯未経験の地元の家族連れが入浴に来るなど、広がりを見せています。

上の湯Twitterはこちら

来週は、津久井さんが若い感性で取り組む活動をご紹介します。
次週も来週もお楽しみに!