群馬県内企業の社長の平均年齢は60.9歳 過去最高値に

群馬県内企業の社長の去年(24年)の平均年齢は60.9歳で、1990年以降で最も高くなったことが帝国データバンク群馬支店の調査でわかりました。

去年12月時点の企業概要データベースから県内に本社を置くおよそ2万社のデータを分析したところ、社長の平均年齢は前年を0.1歳上回る60.9歳で、全国平均をわずかに上回りました。1990年の53.4歳から上昇傾向が続き、過去最高値となりました。

業種別では不動産が63.2歳で最も高く、ついで「小売」、「製造」と「卸売」などと続いています。去年社長が交代したのは県内の749社で、交代前の社長の平均年齢は69.8歳で、交代後の51.8歳と比べると、平均で18歳若返っています。一方で、50歳以上の社長が全体の8割以上を占め、起業や若手経営者が注目されるなか、若手社長の割合は低くなっています。

帝国データバンク群馬支店では、創業社長に依存した経営体制が続き後継者育成に時間のかかる企業は少なくないとしています。

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