群馬県の山本一太知事 2027年の知事選挙に3選目指し出馬の意向を表明


群馬県の山本一太知事67歳が、2027年夏の任期満了に伴い実施が見込まれる知事選挙に、3選を目指して出馬する意向を表明しました。31日の定例記者会見で明らかにしました。

山本知事は会見で知事就任6年目の実績を振り返りながら「デジタルクリエイティブ産業創設」や「温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録」「関税対策」などを例にあげ、「自分じゃないと道筋がつけられないことがある」と出馬への思いを述べました。また後援会や独自の世論調査での県政の評価や続投を求める声などを踏まえ、総合的に判断したということです。

山本知事は31日、前橋市内で開かれた後援会の全体戦略会議で、次の選挙は厳しい戦いになると思うとして、2年かけて組織の拡充やネット戦略に力を入れる考えを示しました。そして「新しい群馬県をつくるためにもう少し活動する期間を与えて頂きたい」と協力を呼びかけました。政党の推薦などについては今後検討するとしました。

山本知事は参議院議員を4期つとめた後、2019年の知事選で初当選、2023年に再選され現在2期目です。

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