7月に行われた参議院選挙群馬県選挙区の年齢別投票状況が5日、県選挙管理委員会から発表され、70代を除く各年代で前回の参議院選挙を上回ったことがわかりました。特に若者の投票率が上昇しました。
これは、県内35市町村ごとに標準的な投票率の投票区1ヶ所を抽出し、集計したものです。その結果、投票率が最も高かったのは60代の64.97%でした。これを中心に年齢が上下するにしたがって投票率は下がり、最低は80歳以上の42.1%、2番目は20代の45.13%でした。10代は47.58%でした。
一方、前回参議院選挙との比較で投票率の上昇幅が最も大きかったのは、20代の10.49ポイントでした。次いで30代の10 .33ポイント、10代の8.65ポイントと続き、若者の投票率の上昇が目立ちました。
県選挙管理委員会の担当者は、「上昇理由の特定はできないが、若年層の啓発に力を入れてきたので、若者の投票率上昇はうれしく思う」としています。