県内の幼稚園から高校までの各学校に在籍する児童生徒らの数は今年5月1日の時点で22万4452人で、昨年度に比べておよそ4500人減少して、記録を取り始めた1951年以降過去最少を更新しました。8年連続の減少です。県が27日公表した学校基本調査の速報値で明らかになりました。
幼稚園から高校までの総数は964カ所で、昨年度と比べて8カ所減少しました。このうち、幼稚園は97園で前の年度に比べて8園減少しました。一方、認定こども園は222園で9園増加しました。
県私学・青少年課によりますと、共働き世代が増えていることから、幼稚園から認定こども園に移行して遅い時間まで子どもを預かる体制をつくる園が増えているということです。