2040年に向けた県政の基本方針「新・群馬総合計画」の内容更新に向け県内外の有識者と県による懇談会が22日、高崎市のGメッセ群馬で行われました。
懇談会には地方創生やIT、商工業など、様々なジャンルの県内外の有識者11人と、山本一太知事、県の幹部などあわせて16人が出席し、総合計画の更新について意見交換しました。山本一太知事は「時代が大きく変わったので、抜本的に改訂していく」としたうえで、「環境分野や農業の人材不足、外国人問題など、幅広い意見をいただいた。群馬の未来のためじっくり内容を検討していきたい」と話しました。今後も有識者ヒアリングや地域別の懇談会などを開いて案を固め、来年度中に県議会での議決を目指すということです。
「新・群馬総合計画」は2040年までに目指す姿を示した「ビジョン」と今後10年の重点的な取り組みを示した「基本計画」の2本立てで2020年度に策定されました。「基本計画」は5年で見直し「ビジョン」は順次アップデートすることになっているため今回、内容見直しをすすめることになりました。