群馬県「物価の安さ」全国1位 教育や食料など多項目で物価水準低く「お財布にやさしい環境」

群馬県の物価は全国で最も安く、食費や教育費などの物価水準が特に低いことが分かりました。

総務省の2024年の小売物価統計調査によりますと、全国平均を100とした消費者物価地域差指数は群馬県が96.2で全国で最も低くなっています。最も高いのは東京都の104でした。

群馬経済研究所のまとめによりますと項目別では「食費」と「教育費」が物価の低い順で全国2位となったほか、「家具・家事用品」が全国3位、「被服及び履き物」と「保健医療」が全国6位など、多くの項目で物価水準が低くなっています。

また物価水準が最も高い東京都と比べると「光熱・水道費」を除いて全ての項目の物価が安く、特に「住居費」と「教育費」の差が大きくなっています。群馬経済研究所では、東京から100キロメートル圏内にありながら、近隣より物価水準が低く、「お財布にやさしい環境にある」としています。

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