市職員の既婚男性とホテルを利用していた問題をめぐり、市議会7会派から辞職を求められている前橋市の小川晶市長は、25日の記者会見で市長続投の意思に変わりないことを明らかにしました。
先月ニュースサイトでホテル利用を報じられたことに端を発したこの騒動は1ヶ月が経ちました。小川市長はこの間について、「外部の公務に出られず、市の職員には電話対応で迷惑をかけてしまった。長引いていることで、市民の不安や批判の声も強くなっている」と振り返り、「申し訳ないと思っている」とする一方、自らに期待する声もあるとして、「そうした方々としっかり前橋市政を進めていきたい」と述べました。
また小川市長は「今後、信頼回復に専念する」と述べ、市民の意見を聞く対話集会を来月の早い時期に開催したいとしました。ただ、市民の声を受けての判断基準は示しませんでした。
そうした中、山本一太知事は出直し選挙を行うべきという発言を繰り返し行っていて、この日の記者会見でも「続投するのであれば、1回けじめをつけて出直し選挙にでるべき」と苦言を呈しました。



