妙義山火災 延焼範囲拡大 県や自衛隊ヘリによる消火活動続く

富岡市の妙義山で8日発生した火災は延焼範囲が広がり、現場では9日も消火活動が行われました。

県消防保安課によりますと9日は自衛隊ヘリ3機のほか、群馬県、埼玉県、山梨県の防災ヘリや地元の消防などが参加して消火活動が行われましたが、9日午後2時までにおよそ30万平方メートルが焼けました。これまでに人や建物への被害は確認されていません。

火の勢いは減ってきたものの、所々で白煙が見えていて、地上からの消火が難しいため引き続き空中消火が必要だということです。火災は富岡市妙義町諸戸の妙義山稜線上「堀切」と呼ばれる場所で発生し、8日午前9時前に119番通報がありました。出火原因は不明で、付近に民家や建物などはないということです。

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