群馬県内の中小企業の冬のボーナスは、去年の冬よりも増加する見通しであることが東和銀行が取引先に行ったアンケート調査でわかりました。
それによりますと、1人あたりの平均支給額は39万180円で、去年よりもおよそ1万3千円上回る見通しです。平均支給額が39万円を超えるのは27年ぶりです。全国的に賃上げの動きがあることや、各企業が優秀な人手の確保に力をいれていることなどがボーナス増加の要因とみられます。平均支給月数は1.44ヶ月で去年より0.02ヶ月上回る見込みです。
業種別の平均支給額は、製造業が去年よりおよそ1万2千円の増加の37万670円、非製造業がおよそ1万3千円増加の39万9千713円です。アンケートは県内の中小企業を対象に行い、144社から回答がありました。



