元市議の店橋世津子さんが前橋市長選挙出馬へ 民主市政の会が擁立


小川晶前市長の辞職に伴い来年1月12日に投開票が行われる前橋市長選挙をめぐり、共産党前橋市議団などでつくる政治団体「民主市政の会」は9日、元前橋市議の店橋世津子さん(64)の擁立を発表しました。共産党の推薦を得て、無所属で立候補します。

店橋さんは記者会見で「暮らし、福祉、子育て最優先の市政を目指す」と出馬の決意を語り、政策として、市街地再開発事業の見直しや、市民参加型のまちづくりの推進をあげました。民主市政の会は、去年2月の前橋市長選挙では小川前市長を支援して立候補者を擁立しませんでしたが、前市長が既婚男性職員とホテルを利用していた問題の発覚を受け公開質問状を出すなど、批判を強めていました。前橋市長選挙への立候補を表明したのは、弁護士の丸山彬さんに続き、店橋さんが2人目です。

一方、立候補予定者説明会に出席するなど動向が注目された山本龍元市長は、8日記者会見し立候補見送りを表明しました。小川前市長は、選挙に向けた意思を明らかにしていません。

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