10月の群馬県企業倒産 過去最高の18件

民間の信用調査会社「帝国データバンク」が集計した10月の群馬県の企業倒産件数は18件で、10月の倒産件数としては比較可能な2000年以降過去最多となりました。

負債総額は28億3400万円でした。業種別では、製造業が5件で最も多く、次い建設業が4件で続いています。また今年に入ってから10月までの倒産の累計は110件で、去年の同じ時期を上回っています。

帝国データバンク群馬支店は、多重下請け構造が生まれやすい業種で物価高や後継者の不在が影響して倒産が増加しているとの見方を示し、来年3月以降はこれらの要因に加えて群馬県最低賃金の引き上げで人件費負担が増加することから倒産件数の減少は考えにくいとしています。

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