
群馬県の新年度一般会計当初予算案が3日に発表されました。総額は8486億円で、今年度当初予算より408億円増加し、比較可能な2008年度以降で最大の予算規模となりました。教育費無償化や社会保障関係費の増加が主な要因とみられます。
重点施策には「直面する課題への対応・当面のリスクへの備え」「子育て・教育・医療・福祉の充実」「新たな富の創出に向けた未来への投資」「県民幸福度向上のための取組」「財政の健全性の確保」の5つを掲げています。
このうち「直面する課題への対応・当面のリスクへの備え」では、中小企業などの賃上げ促進支援金に14億7000万円をあてるほか、物価高騰やクマ対策などに予算をあてます。「子育て・教育・医療・福祉の充実」ではいわゆる教育費無償化におよそ153億円を計上するほか、子ども医療費無料化や県立学校の環境整備、介護ロボットなどの導入支援にも予算をあてます。このほか防災インフラ整備や公共交通の利便性向上、国民スポーツ大会の2029年群馬県開催にむけた関連予算なども計上しています。
歳入は賃金や物価の上昇により県税や地方交付税が今年度より増加見込みで、借金にあたる県債予算額は433億円で5年連続の減少見通しです。歳出は給与改定による人件費増加や社会保障関係費、教育費無償化などの増加が見込まれます。
予算案を発表した山本一太知事は「難局突破&先駆的未来投資予算」と題し「何がいちばん群馬県民のためになるのか。各担当部局と議論を重ねながら予算案を練り上げた」と話しました。予算案は今月16日に招集される県議会第一回定例会で審議されます。


