女性がおよそ1億7600万円の詐欺被害 SNS詐欺による被害の県内最高額

SNSで投資話を持ちかけられ、およそ1億7600万円をだまし取られたと高崎市の60代の女性が警察に被害を届け出ました。高崎北署は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと女性は、去年11月、SNSを通じて知り合った投資家を名乗る男から、「電子金取引で安定した収益が出ている。私の専門的な能力を信じてくれ」などと言われ、同じ年の12月から今年3月にかけて、19回にわたり暗号資産あわせておよそ1億5800万を購入し男に送りました。さらに、利益の払い戻しをしようとしたところ、取引所のカスタマーサポートセンターを名乗る者から「税金がかかる」と言われ、指定された口座におよそ1900万円を振り込み、あわせておよそ1億7600万円をだまし取られました。

女性は、投資家を名乗る男と連絡が取れなくなったことや、紹介された利益の確認ができるアプリが使えなくなったことから不審に思い、警察に相談しました。投資詐欺やSNS型ロマンス詐欺での被害額およそ1億7600万円は、県内最高額です。

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