群馬県内で百日ぜきの感染がさらに増えています。6日までの1週間の患者報告数は176人で前の週を40人以上上回り過去最多を更新しました。
今年の累計は全数報告になって以降で過去最多の987人となり、すでに去年1年の報告数のおよそ29倍となっています。世代別では特に10代以下が多く、学校や家庭での感染が目立っているということです。
百日咳は咳などの飛沫を吸い込んだり汚染された手で口や鼻を触ることで感染します。県衛生環境研究所ではこまめな手洗いや咳エチケット、咳が長引く場合の早期受診とあわせて、重症化しやすい乳幼児へのワクチン接種による予防を呼びかけています。