10日、前線などの影響で関東甲信と東北で猛烈な雨が降り、群馬県内でも各地で大雨となりました。
館林では10日午後5時24分までの1時間に86㍉の猛烈な雨が降り、1時間降水量が観測史上1位の値を更新しました。またレーダーによる解析で、大泉町や邑楽町付近で1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられるなど、東毛地域を中心に各地で記録的短時間大雨情報が発表されました。桐生市や太田市、下仁田町など6つの市と町で土砂災害警戒情報が発表され、JR八高線や吾妻線で一時運転を見合わせた他、道路の冠水や倒木なども発生しました。群馬県危機管理課によりますと11日午前6時現在、けが人の情報が入っておらず、太田市内で1件の床下浸水が報告されているということですが、この他にも大雨による被害の情報が複数寄せられているということで、引き続き状況を確認しています。