前橋市内の養豚場で豚熱確認 約460頭殺処分へ

前橋市内の養豚場で豚熱の感染が確認され、群馬県は豚およそ460頭の全頭殺処分を開始しました。県内の養豚場での豚熱確認は13例目で、今年入ってからは4例目です。

県農政課によりますと、8日に前橋市内の養豚場から死亡する豚が増加していると通報があり、県の検査で豚熱感染が疑われ、9日に国の確定検査で感染が確認されました。この養豚場では豚およそ460頭を飼育していて、県は全頭の殺処分と埋却、農場の消毒など防疫措置を行います。殺処分の作業終了は12日の見込みで、消毒など全ての防疫措置が完了するのは17日の見込みです。

10キロ圏内には養豚場が110箇所ありますが、ワクチン接種を行っているので移動制限や搬出制限は行われません。県は、豚熱は人に感染せず、感染した豚肉は市場に出回らないことへの理解を呼びかけています。

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