サクラの木などを食い荒らす特定外来生物のカミキリ「クビアカツヤカミキリ」の活動期を迎え、群馬県は20日から情報投稿システム「ぐんまクビアカネット」の運用を開始しました。
県自然環境課によりますと、クビアカツヤカミキリの幼虫がサクラやモモ、ウメなどの木の中を食い荒らす被害が県内でも年々増えていて、去年は過去最多のおよそ1万本の木が被害を受けました。
「ぐんまクビアカネット」は、クビアカツヤカミキリの目撃情報をスマートフォンなどから投稿し共有できる電子地図で、2022年に導入されました。去年は395件の投稿があり、新たな分布の把握や被害の防止に役立ったということです。県は、クビアカツヤカミキリを見かけた人は、県ホームページからぐんまクビアカネットにアクセスし情報提供をしてほしいと呼びかけています。
ぐんまクビアカネット
https://www.arcgis.com/apps/dashboards/f26a14af6cee4591a45bf7ecd9b9f6b4