前橋空襲の悲劇を描いた前橋市の市民ミュージカル「灰になった街」が8月2日、3日の土日に昌賢学園まえばしホールで上演されます。
「灰になった街」は、前橋女子高校の教師だった新陽一さんが部活動の定期公演用に脚本・演出を手がけた作品で、戦後70年の2015年から市民ミュージカルとして上演されるようになりました。戦後80年にあたる今年の公演にあたっては、出演者らが空襲の体験者を取材し、体験談をまとめた冊子を作成しました。来場者に配布します。
新さんは「世界で戦禍が絶えない状況が続く中、ミュージカルで空襲を追体験し後世に伝えたい」と話しています。チケットは全席自由で大人2千円、高校生以下1500円。昌賢学園まえばしホールなどで販売しています。