農業ワーケーションで労働力確保 県が実証実験

農業とワーケーションを組み合わせた「農業ワーケーション」を活用し、農作業現場の労働力を確保する実証実験を群馬県が開始しました。

農業を体験してみたい都市部の人材と受け入れ希望農家をマッチングしているウェブサイト「ののの」の運営会社に委託して、農業ワーケーションの参加者を募ります。
参加者は「ののの」の利用料金7700円を支払って参加します。1日に3から4時間程度、農作業を手伝い、作業時間以外は農家が提供する宿泊場所を利用して自由に過ごします。農家側は宿泊場所の提供の他、保険費用を負担します。
現在、沼田市内のりんご農家とさくらんぼ農家が受け入れ先となり、5月下旬から
6月にかけて、金曜から日曜に1泊2日から2泊3日の日程で参加者を募集しています。

県によりますと、宿泊場所の提供が課題で、持続的に運営していける方法を実証実験を通して探ります。また、受け入れ農家を随時追加する予定で、関心のある農家からの相談を農業構造政策課で受け付けています。

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