7月20日投開票の参議院選挙で、群馬県内のおよそ96%の投票所が投票終了時刻を繰り上げることがわかりました。去年の衆議院選挙よりも割合が高まり、他の都道府県と比べてもかなり高い割合となっています。
県選挙管理員会のまとめによりますと県内861カ所の投票所のうちおよそ96%にあたる825カ所が、投票終了時刻を原則の午後8時より繰り上げます。午後7時終了が593カ所、午後6時終了が225カ所となるほか、神流町と中之条町のあわせて7カ所は午後5時で終了します。
午後8時まで投票できるのは玉村町、吉岡町、榛東村の全投票所とみなかみ町の一部投票所だけとなります。また投票区の統合で県内全体の投票所数は減少しています。
県選管の担当者は「投票機会を奪う可能性がある」として、「市町村の選管に対して投票終了時刻の繰り上げに慎重な検討を求めている」と話しています。