前橋市が最大13億円補助の方針 前橋テルサの事業提案型公募

前橋市の中心市街地でおととし3月から閉館状態になっている複合施設「前橋テルサ」をめぐり、民間活力の導入に向けて3度目の事業提案型公募を行う前橋市は、22日方針を発表し、建物の改修や解体・建設の費用について最大13億円の補助を行うと明らかにしました。

前橋テルサは、およそ2300平方メートルの敷地に地上12階地下1階の建物があります。市の発表によりますと、土地は売却、または定期借地とします。一方、既存建物は譲渡して、現状のままの活用と解体しての活用のどちらでも可とします。

土地の売却額は最低でもおよそ2億6700万円で、定期借地の場合の賃貸借料は月額106万8000円以上です。建物の改修や解体撤去の費用は事業者負担を原則としますが、新たな建物の建設費も含めて市が最大13億円で2分の1まで補助する前提で 提案を受け付けます。
9月に公募要件を公表して、来年1月まで提案を受け付けます。年度内に優先交渉権者を決定し、早ければ来年7月に引き渡す予定です。

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