「新・群馬総合計画」内容更新へ 有識者と県による懇談会を22日開催


2040年に向けた県政運営の基本方針「新・群馬総合計画」の内容更新に向け、県内外の有識者と県による懇談会が22日開催されることになりました。

「新・群馬総合計画」は2040年までに目指す姿を示した「ビジョン」と、今後10年の重点的な取り組みを示した「基本計画」の2本立てで2020年度に策定されました。「基本計画」は5年経過時に見直し、「ビジョン」は順次アップデートすることになっているため、来年度の内容更新に向けて検討を始めます。

懇談会は地方創生やIT、クリエイティブ、 教育、商工業など様々なジャンルの県内外の有識者12人と知事や県幹部らで構成され、22日はGメッセ群馬でアップデートの方向性について意見交換します。その後、有識者との懇談会やヒアリング、地域別懇談会などを行って素案を作成し、来年度中の県議会での議決を目指します。

山本一太知事は生成AI・デジタル技術の進化や国際情勢の変化など、現計画の策定時より情勢も変わったとして、「大がかりなアップデートになる予感がする」と話しています。

現在の新・総合計画「ビジョン」では「誰一人取り残されることなく、幸福を実感できる自立分散型の社会」を目指す姿に掲げ、「基本計画」では、DX推進や災害レジリエンスNo.1、県民総活躍社会の実現など7つの政策の柱を示しています。

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