SNSでうその副業をもちかけられた太田市に住む会社役員の60代男性が、およそ2400万円をだまし取られました。警察で詐欺事件とみて捜査しています。
太田署によりますと男性は今年5月中旬から5月28日までSNSで知り合った人物から、「広告マーケティングに参加するだけ。」「飲食店情報サイトの店に予約し、保証金を払うと、予約金額の1%が報酬としてもらえる」などとうその副業をもちかけられ、男性は13回にわたり副業の保証金名目で、現金およそ2414万円を送金してだまし取られました。その後、現金を引き出そうとすると高額な保証金を要求されたため不審に思い、警察に相談して騙されたことに気づきました。
男性は「詐欺は知っていたけど、自分が被害にあうとは思わなかった」と話しているということです。警察ではSNSやネット上の広告で資金などを要求するのは詐欺の典型的な手口として、注意を呼びかけています。