入院や遠方からの通院などに付きそう患者家族の負担を減らそうと、群馬大学医学部附属病院は敷地内に患者の家族が割安で宿泊できる施設を6月2日に開設します。
名称は「患者家族宿泊施設ひまわり」で、旧看護師宿舎の一部を改修してシングルルーム9室を設けました。室内にはベッドやテレビ、電子レンジやタオル、歯ブラシなどのアメニティも備えています。平日のみ宿泊可能で宿泊料は1泊1室1500円、食事の提供はありません。
利用対象は患者の家族で、入院にともなう長期滞在や緊急手術、遠方からの付き添いなどの負担を減らすのが目的です。患者家族からの要望などをうけて設置したということです。施設の担当者は「近くにいて頂いた方が患者、家族どちらもより安心して頂けるのでは」と話しています。