群馬県内では百日咳の感染拡大が続いていて、今年に入ってからの患者報告数は1000人を突破しました。
県によりますと、13日までの1週間に県内の医療機関から報告された患者数は198人で、その前の週の追加報告分も加えて今年の累計は1198人になりました。
県内の患者報告数は、先月3日の発表で351人となり、2019年の年間350人を上回って過去最多を更新しました。その後も感染拡大が続き、1ヶ月あまりで3倍以上となって、1000人を超えました。
百日咳は、咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、汚染された手で口や鼻を触ることで感染します。県衛生環境研究所は周りの人に感染を広げないよう、こまめな手洗いや、咳エチケットを心がけるよう呼びかけています。