飲酒運転で事故を起こしたとして太田市は15日、係長の職員1人に停職6ヶ月の懲戒処分を行い、係長代理に降格させました。
処分を受けたのは、市民課に勤務する47歳の男性係長です。太田市によりますと、男性係長は今月2日夜、市内の飲食店で職場の同僚と酒を飲み、車内で仮眠したあと、3日午前2時過ぎ乗用車を運転して帰宅途中に、道路脇のコンクリート製の柱に衝突する事故を起こしました。
男性係長は職場の有志8人が集まった酒の席に参加していたということで、市は同席していた上司の課長を管理監督責任で訓告処分、また関係する部長や副部長などあわせて5人を厳重注意処分としました。
太田市の穂積昌信市長は、「市民に不安を与え、大変申し訳なく思っています。再発防止を徹底し、信頼回復に全力で取り組んでまいります」とコメントを発表しました。