金融教育や資産形成の推進などを担う金融庁のワニ姿の公式キャラクター「ワニー参事官」が16日、群馬県庁を訪れ、山本一太知事を表敬訪問しました。
ワニー参事官と同席した前橋財務事務所の超湖建二所長は、国などの金融経済教育の取り組みを説明し、「群馬県の関係者と一層連携させて頂き地域の金融経済教育を より充実したものとしたい」と話しました。山本知事は「金融リテラシーを進めることは県民幸福度の向上にもつながる。しっかり群馬県でも金融リテラシーを広めていきたい」と話しました。
金融広報中央委員会の2022年の調査によりますと、学校などで金融教育を受けた人の割合は群馬県は7.4%で、全国平均をわずかに上回っていますが、政府は2028年度末をめどにこの割合を20%にすることを目指しています。今後、各機関で連携してイベントや講師派遣、情報発信などの取り組みを進める方針です。