今年のゴールデンウィーク期間に群馬県内の主な観光施設を訪れた人の数は1日平均で去年より増加した一方、温泉地の宿泊客は1割程度減少したことが県のまとめでわかりました。
調査期間は先月29日から今月6日までの8日間で、県内33カ所の観光施設の入り込み客数は1日平均であわせておよそ11万4800人となり、去年より5%増加しました。最も多かったのは道の駅まえばし赤城のおよそ2万1600人で、ついで、道の駅川場田園プラザ、AutoMirai華蔵寺遊園地などと続きました。
一方、県内8カ所の温泉地の宿泊客数は1日平均あわせておよそ1万6300人で、去年より1割程度減少しました。温泉地別では草津温泉が最も多く、ついで水上温泉、伊香保温泉、四万温泉などと続いています。
県観光リトリート推進課では、期間中、天候に恵まれたことやメディアでの露出増加などで観光施設が去年より増えた一方、温泉地は従業員不足による受け入れ制限や平日の宿泊客数が伸びず去年より減少したと分析しています。