群馬県の男女共同参画調査 「男は仕事、女は家庭」に賛同しない7割超

男女共同参画社会に関する群馬県が行った県民意識調査で、「男は仕事、女は家庭」という考え方に賛同しないという回答は7割を超えた一方、育児・子育て・家事の分担を「男女がともに担っている」との回答は3割台にとどまったことが分かりました。

調査は来年度(26年度)からの県の男女共同参画基本計画の策定などを目的として去年12月にネットで行われ、県内在住の18歳以上の男女2000人が回答しました。

その結果「男は仕事、女は家庭」という考え方に賛同しないという回答は7割を超え、前回、2019年度の調査結果を4ポイント以上上回りました。また「男女共同参画社会」の認知度はおよそ5割で、前回調査を上回りました。

一方で育児・子育て・家事の分担についての質問では、理想は「男女がともに担うべき」との回答は75%以上だった一方で、現実は「主として女性が担っている」という回答がおよそ6割で、「男女がともに担っている」との回答は3割台にとどまり、理想と現実の差が大きくなっています。

このほか、ドメスティックバイオレンス=DVなどの相談窓口の認知度では、警察署の相談窓口を知っているとの回答がおよそ3割だった一方で、相談窓口を知らないとの回答がおよそ半数を占めました。

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