前橋空襲の8月5日を「まえばし平和祈念の日」に

前橋市は、太平洋戦争中に前橋空襲があった8月5日を「まえばし平和祈念の日」と定めます。小川晶市長が30日、記者会見で発表しました。

前橋空襲は、終戦間際の1945年8月5日にアメリカ軍の爆撃が行われ、500人以上の死者が出ました。今年は戦後80年の節目の年で、4月には市が整備を進めてきた「前橋空襲と復興資料館」が開館しました。空襲があった8月5日を平和祈念の日と定め、犠牲者を追悼し、市民が恒久的な平和を祈る機会とします。
また、9月21日の世界平和デーまでを「まえばし平和祈念月間」とし、市が取り組んでいる平和に関する事業を一体的に実施します。

8月5日は、まちなかの神社・仏閣・教会が宗派の枠を超えて実施している前橋空襲一斉慰霊が行われます。また、9月には新規事業として、折り鶴アートやポスター展示などを行う「まえばし平和展」や、小学生から中学生を対象にした「平和を考えるワークショップ」を開催します。

タイトルとURLをコピーしました