群馬県内では百日咳の感染が依然として続いていて、今年に入ってからの患者報告数が過去最多を更新しました。
県によりますと、6月1日までの1週間に県内の医療機関から報告された患者数は53人で、この週だけで去年1年間の報告数を上回りました。
今年に入ってからの累計は351人となり、全数報告になって以降最多だった2019年の350人を上回り、過去最多を更新しました。
百日咳は、咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、汚染された手で口や鼻を触ることで感染します。県衛生環境研究所は、周りの人に感染を広げないよう、こまめな手洗いや咳エチケットを心がけるよう呼びかけています。