生徒から預かった資格試験の受験手数料を着服したとして、東毛地区の公立高校に勤務する地方公務員の男が3日、館林警察署に逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、栃木県足利市に住む実習講師の男33歳です。警察によりますと、男は3月中旬から4月中旬に、勤務先の東毛地区の公立高校で生徒11人から預かった国家資格試験の受験手数料あわせて10万2300円を着服した疑いが持たれています。生徒11人は受験できなかったということです。5月23日に学校関係者が警察に被害を届け出ました。警察の調べに対し男は容疑を認めているということです。