今年10月に行う国勢調査に向けて太田市は23日、調査員・指導員との連絡に市の公式LINEを活用し、負担軽減を目指すと発表しました。市と調査員・指導員の間の連絡の他、よくある質問に答える機能もあります。市によりますと、群馬県内で初めての取り組みです。
太田市の調査員・指導員はあわせて1200人以上にのぼり、従来の連絡方法は電話と郵送でした。市は、新たにLINEを加えることで電話連絡の業務を2割程度削減できると見込んでいます。
また、これまで課題になっていた電話のつながりにくい状況の解消や、昼休み集中していた連絡調整が制限なく行えるなどの効果も期待されています。
システムは、市の公式LINEのために契約している企業が提供するもので、新たな費用はかからないということです。