官民連携で前橋の街づくりに取り組む一般社団法人 前橋デザインコミッション(MDC)は30日、宇留賀敬一前副知事を代表理事に据える人事を発表しました。任期は2027年5月末までです。
宇留賀さんは経済産業省出身で、副知事として山本一太県政を6年間支え6月17日に任期を終えました。MDC側から代表理事就任を打診したところ宇留賀さんが快諾し、30日行われた臨時総会で承認されました。宇留賀さんは、「父方が前橋出身で、先祖が前橋のまちを愛していたルーツがある。先祖へのお返しをしたい。」と思いを語りました。前橋デザインコミッションは、前橋市のアーバンデザインや「グリーンアンドリラックス構想」を民間主体で行なっている団体です。宇留賀さんは代表理事就任後のビジョンとして、県庁前から前橋駅までの区間で地域らしさが出るような統一された景観づくりなどに意欲を見せました。