群馬県の9銘柄が入賞 令和6酒造年度全国新酒鑑評会


新酒のできばえを競う令和6酒造年度「全国新酒鑑評会」で群馬県内の9銘柄が入賞し、蔵元らが11日、県庁を訪れ知事への表敬と記者会見を行いました。

鑑評会は清酒の品質向上や技術の発展を目的に、独立行政法人酒類総合研究所と日本酒造組合中央会が開催しています。全国から809銘柄が出品され、410銘柄が入賞、このうち特に優秀と認められた202銘柄が金賞を獲得しました。群馬県内からは、聖徳銘醸の「鳳凰聖徳」、島岡酒造の「群馬泉」、近藤酒造の「赤城山」、浅間酒造の「秘幻」、町田酒造店の「町田酒造」の5銘柄が金賞に輝きました。また、この他4銘柄が入賞しました。

受賞した蔵元らによりますと、今年は酒造米の山田錦が固く、水に溶けづらかったため、香りを控えめに抑えて味とのバランスをとるなどの工夫をしました。蔵元同士で情報を共有し、酒造りを行ったということで県酒造組合の阿部倫典会長は「群馬は蔵元同士のつながりが強く、さらなるお酒のレベルアップが期待できる」と話しています。

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