今シーズン初めての鳥インフルエンザの感染が、先月北海道の養鶏場で確認されたことをうけ、群馬県は10日、県内すべての養鶏場に対し家畜伝染病予防法に基づく消毒命令を出しました。
県農政課によりますと、対象は鶏などを1羽以上飼育している農場あわせて462件で、消毒のための消石灰を鶏舎や農場の周囲に定期的に散布します。期間は今月13日から来年3月末までです。また、県は農場に対し鳥インフルエンザに感染した野鳥が侵入しないよう穴を塞ぐなどの対策を呼びかけています。
県内では直近で去年1月1日に高山村の養鶏場で鳥インフルエンザが確認され、32万羽以上が殺処分されました。


