雪の関越道で50台以上の事故、車両火災も 1人死亡、26人重軽傷

26日夜、みなかみ町の関越自動車道でトラックや乗用車など50台以上が関係する事故があり、車両火災も発生しました。1人が死亡し、26人が重軽傷を負いました。

26日午後7時半頃、みなかみ町の関越自動車道・下り線 水上インターチェンジ付近で、トラックや乗用車など50台以上が関係する事故がありました。車両火災も発生し、20台が焼けました。
この事故で、乗用車の後部座席に乗っていた東京都調布市の無職の女性77歳が全身を打って病院に運ばれましたが、死亡しました。また、5人が重傷、21人が軽傷を負いました。

県警高速隊によりますと、雪の影響でスリップして停止したとみられるトラックに別のトラックが衝突し、これを避けようとした後続の車が次々に事故を起こしました。さらに、後方の車1台から出火し、トラックと乗用車あわせて20台が焼けました。
現場は、ゆるい左カーブの下り坂です。事故当時、利根・沼田地域には大雪警報が出ていて、雪の影響で時速50キロの速度規制が行われていました。

事故の影響で、関越自動車道は上下線とも月夜野インターチェンジと湯沢インターチェンジの間が通行止めになっています。通行止め解除の見通しは立っていません。

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