仕事を求める人 1人に対して企業から何人の求人があるかを示す11月の有効求人倍率が公表され、群馬県は1.25倍で、前の月を0.02ポイント上回り2ヶ月連続で上昇しました。
厚生労働省 群馬労働局によりますと、11月は前の年の同じ月に比べ有効求人数が6.6%減った一方、有効求職者数も0.5%減りました。11月の新規求人数は前の年の同じ月に比べ10.4%減少し、産業別では、サービス業や建設業で10%以上増加した一方、医療・福祉、卸売・小売業、製造業など多くの産業で減少しました。物価高に伴う材料費の高騰や賃上げの動きなどにより、求人を控える企業が増えたということです。
群馬労働局は求人数が求職者数を上回っているものの、求人はゆるやかに減少していて、物価上昇などが雇用に与える影響に十分注意していく必要があるとしています。



