桐生市内の給食施設で調理した食事を食べた県内外の高齢者施設の入所者ら41人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、患者と調理従事者からノロウイルスが検出されました。群馬県は食中毒と断定し、給食施設を10日から3日間の営業停止にしました。
営業停止になったのは、給食業者ニッセンハウスが運営する「ニコニコキッチンすまいる」です。県によりますと、この業者が調理、配送した食事を食べた太田市や前橋市、栃木県の高齢者施設の入所者116人のうち41人が、今月2日以降、下痢や嘔吐などの症状を訴えました。患者は全員60代以上で、90代以上の人も11人いますが、重篤な症状の人はいないということです。
給食業者は桐生市境野町の高齢者施設内にある厨房で調理を行っていますが、この施設ではノロウイルスによる感染症が発生していて、県は食中毒との関連を調べています。
ノロウイルスによる食中毒の発生は、今年に入って群馬県内で2件目です。冬に多くなる傾向があり、県は下痢などの体調不良がある人は、食品を取り扱う作業を控えるよう注意を呼びかけています。


