前橋市の小川晶市長が市職員の既婚男性とホテルを利用した問題をめぐり、去年2月の市長選挙で小川市長を支援した政治団体が16日、市長宛てに公開質問状を提出しました。質問状を出したのは共産党前橋市議団や関連団体などおよそ40団体で構成する「市民本位の民主市政をつくる会」です。
質問状ではホテル利用時の状況や市長としての対外的な職務遂行状況、信頼回復への考え、市街地再開発計画など市民に対する政策の説明責任などについて9つの質問を投げかけ、今月23日までの回答を求めています。
樋口和彦代表委員は「市長には市民に対する説明責任がある。我々の質問にも答える責任がある」として「市政が滞り、職員が疲弊している。どう改善するのか明確にしてもらいたい」と話しました。