群馬県内の図書館関係者が一堂に集まり、今後の図書館のあり方を考える第21回群馬県図書館大会が30日、前橋市の県立図書館で開催されました。
「マンガへのアプローチ」を大会テーマに、1万5千冊の漫画を蔵書して今年2月にリニューアルした太田市立新田図書館の事例報告や、マンガ司書・みさき絵美さんの講演などが行われました。みさきさんは、全国の図書館の事例を交えて漫画をとりまく現状や図書館とのマッチング、漫画の活用などを紹介し、「漫画資料を持つメリットは広範囲にわたる」とアピールしました。
講演後にはトークセッションも行われ、盗難や劣化対策、購入額、選書する上での評価ポイントなど漫画の活用に向けた具体的な対話も行われました。


