仕事を求める人1人に対して企業から何人の求人があるかを示す群馬県の9月の有効求人倍率は1.21倍で、前の月を0.02ポイント下回り、6ヶ月連続で低下しました。コロナ禍だった2021年3月以来4年6ヶ月ぶりの低水準です。
厚生労働省 群馬労働局によりますと、建設業、運輸業・郵便業で前の月より求人が増えた一方で、卸売・小売業、サービス業、製造業など多くの産業で求人が減っています。物価高に伴う材料費の高騰や賃上げの動きなどにより求人を控える企業が増えたとみられるということです。群馬労働局は求人数が求職数を上回っているものの求人は緩やかに減少していて、物価上昇などが雇用に与える影響に十分注意する必要があるとしています。



