県内精神科病院の虐待事案 昨年度15件 医師や看護師から患者に対して

昨年度、県内の精神科病院で医師や看護師などから患者に対して虐待が認められた事案があわせて15件あったことが県の調べでわかりました。

それによりますと、昨年度県内の複数の精神科病院で医師や看護師などから虐待を受けたという相談、通報、届け出があわせて51件寄せられ、このうち虐待と認められる事案があわせて15件ありました。内訳は身体的虐待が10件、心理的虐待が4件、双方に該当する虐待が1件です。

去年4月に「精神福祉保健法」が施行され、精神科病院で医師や看護師などによる障害者虐待を発見した際に県への通報義務が設けられました。通報者は本人や家族、同じ病院の同僚など多岐にわたるということです。

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