金沢の警察を名乗る男らに暗号資産をだましとられる詐欺が群馬県内で相次ぎ、甘楽町の女性が３４５０万円、安中市の女性が１９８０万円をそれぞれだまし取られました。
富岡警察署によりますと、甘楽町の女性（６４）が金沢警察署の警官やその上司を名乗る複数の男などから電話で「あなたの通帳が犯罪に使われている。現金を暗号資産にかえると捜査できる」などと言われ、先月２８日まで４回にわたり暗号資産３４５０万円分を指定された口座に振り込み、だまし取られました。
一方、安中警察署によりますと、安中市の女性（７５）が金沢西警察署の警官やその上司を名乗る複数の男などから電話で「高崎市の会社が２７億円の詐欺をしている。そのうち１億３０００万円をあなたの口座に入れたことがわかった。任意で済むようにするのでお金を送金してくれ」などどいわれ、先月４日まで６回にわたり暗号資産１９８０万円分を指定口座に振り込み、だまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査しています。
