県内民間企業の障害者雇用 初の7000人超 法定雇用率も全国平均を上回る

今年、群馬県の民間企業が雇用した障害者の人数は23年連続で過去最多を更新し、初めて7000人を超えました。

厚生労働省 群馬労働局が障害者に対して雇用義務が生じる40人以上の規模の企業を対象に、今年6月1日現在の状況をまとめました。それによりますと、県内の障害者雇用数は7128人で、去年より175人増加しました。厚労省は40人以上の規模の企業に対し2.5%の障害者雇用を義務付けています。

県内企業は54.3%の企業が法定雇用を達成し、全国平均を上回った一方、企業が実際に雇用している障害者の割合を示す「実雇用率」は2.35%で、全国平均を下回りました。障害者雇用に取り組んでいる企業は多いものの、全く取り組んでいない企業も全国に比べ多いことが要因とみられます。

来年7月からは障害者の法定雇用率が0.2%引き上げられることから、群馬労働局とハローワークは県内企業の法定雇用率達成にむけて引き続き支援・対策していくとしています。

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