高崎市と群馬県警は17日、児童虐待対応を想定した合同訓練を前橋市元総社町の県警察学校で行いました。
中核市として県内初となる高崎市の児童相談所開所を10月1日に控え、高崎市と県警は9月1日付けで児童虐待対応を強化する連携協定を結んでいて、訓練はこの一環で行われました。訓練は『近隣住民から子供の叫び声が聞こえるという通報を受理し、児相職員が家庭訪問を実施したものの、子供への面会を拒否され警察に援助要請した』という想定で行われ、本番さながらに激高する相手に対して職員らが冷静に事情を説明して立ち入り調査し、子供の様子を確認しました。訓練を終え、高崎市児童相談所の中山直美担当部長は「今回の訓練を職員に共有して、開所にむけて最終の準備を進めていきたい。」と話しました。