不法滞在のベトナム人を太田市内の工場に派遣していたとして、人材派遣会社の役員が28日、群馬県警に逮捕されました。
入管難民法違反の疑いで逮捕されたのは、栃木県足利市の人材派遣会社「ブレーンジャパン」の代表取締役の男(50)です。男は2022年10月からおよそ3年間にわたり、不法滞在のベトナム人の男4人を太田市内の機械製造工場などに派遣して、工員として働かせていた疑いが持たれています。警察の調べに対し男は「身分証を確認したつもりだったが、不十分だったようだ」と話し、容疑の一部を否認しています。
警察はほかにも不法滞在の外国人を働かせていたとみて調べています。容疑者が派遣していたベトナム人の男が7月に建造物侵入の疑いで逮捕され、不法就労が発覚しました。


