群馬県 2022年度の名目経済成長率6.7%で全国1位 1人当たり県民所得も過去最高額に

群馬県の2022年度の名目経済成長率は6.7%で、全国1位となったことが内閣府のまとめで分かりました。全国平均の2.9%を大きく上回り前年度の7位から順位を上げました。2位は愛知、3位は東京でした。県統計課は要因として円安の影響で主力の製造業、自動車産業の輸出が伸びたことや、コロナ禍からの回復をあげています。

また1人当たりの県民所得は346万7000円で過去最高額となり全国5位でした。5位となったのは7年ぶりで、2014年度、15年度と並び過去最高順位です。また人口などの規模が近い栃木県の順位を初めて上回りました。県は要因として経済成長率の大幅上昇により県内経済に好循環が創出されたとみています。

群馬県の山本一太知事は11日の定例会見で、「群馬県には勢いがあることの証左。製造業の強みをさらに伸ばしデジタルクリエイティブ産業創出にも取り組みたい」と話しました。

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