GunMaaSなどの地域独自機能加えた「ご当地Suica」 群馬県とJR東日本が連携し2027年春開始へ


群馬県はJR東日本と連携して交通系アプリ「モバイルSuica」に地域独自の機能を加えた「ご当地Suica」のサービスを2027年春から開始します。

従来のモバイルSuicaの機能に加え、群馬県内の公共交通機関やタクシー、シェアサイクルなどをシームレスに利用できるサービス「GunMaaS」の機能を「モバイルSuica」アプリに追加します。導入後はマイナンバーカードと連携して居住地や世代に応じた交通助成割引をJRにも適用したり、改札を出た時の「ご当地Suica」への自動切り替えなど順次機能を拡張する方針です。

「モバイルSuica」は群馬県内では40万人程度が登録しているということです。JR東日本から群馬県の「MaaS」サービスを全国に展開したいという提案があり、連携を決めたということです。

2027年春に群馬県と宮城県で先行して開始し翌年度以降エリアを拡大する方針で、詳細については今後発表するとしています。山本一太知事は「JR東日本とともに、MaaSの新しい形をつくってまいりたい」と話しました。JR東日本高崎支社の樋口達夫支社長は「様々な生活シーンでご利用頂ける生活のデバイスに生まれ変わる」と話しました。

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